失業給付の受給中に引っ越す場合は、ハローワークでも住所変更の手続きを確認してください。住民票を移しただけで、雇用保険の手続きまで済んだと考えないことが大切です。転居先によって管轄が変わるため、次の認定日に「どの窓口へ、いつ行くか」を先に確認しましょう。
情報確認日:2026年10月12日。この記事は雇用保険の基本手当を受給中の方を対象にしています。来所方法や持ち物は、担当するハローワークの案内を確認してください。
同じ管轄か、別の管轄かを確認する
ハローワーク墨田の案内では、管轄外への転居は転居先のハローワークで手続きを行い、管轄内の転居は引き続き同じハローワークで手続きできるとしています。住所が変わることと、担当窓口が変わることを分けて確認します。
同じ市内でも担当が変わることがあり、逆に隣の地域へ移っても同じ窓口が担当する場合があります。引っ越し先の住所を伝え、住所変更だけでよいか、管轄変更も必要かを尋ねましょう。
引っ越し前に認定日の行き先を確認する
次の認定日と転居予定日が近い場合は、今の窓口へ早めに連絡します。「転居したので認定日は行かなくてよい」「新しい窓口に行けば当日何とかなる」と自己判断せず、手続きの日と認定日を確認してください。
- 転居予定日と新住所、今の管轄ハローワーク。
- 次の認定日と指定時間。
- 住所変更・管轄変更を行う窓口と来所時期。
- 次の認定を受ける窓口、認定日の変更の有無。
連絡の際は、受給資格者証を手元に置くと状況を伝えやすくなります。転居手続きと認定を同じ日にできるかどうかも、窓口に確認しましょう。
持ち物は受給資格者証と新住所の確認資料
ハローワーク神戸の案内では、市役所で住所変更をしたうえで、新住所の分かる書類と雇用保険受給資格者証を、転居先の管轄ハローワークへ持参します。新住所の確認資料には、住民票、マイナンバーカード、運転免許証等が挙げられています。写真を貼っていない受給資格者証の場合の本人確認など、追加の案内も確認してください。
墨田の案内には賃貸契約書も例示されていますが、どの資料を使えるかは担当窓口へ確認します。旧住所のままの書類だけを用意せず、新住所を確認できる状態にしておくことがポイントです。
引っ越しを理由に認定日を欠席しない
指定の認定日に来所しないと、その認定対象期間の基本手当が支給されないことがあります。やむを得ない理由による変更には、認められる理由や証明書類、来所期限の条件があります。引っ越しの予定があるから必ず変更できるとは限りません。
すでに認定日を欠席した場合も、そのまま次回まで待たず、すぐに担当窓口へ連絡してください。墨田の案内では、次の認定日の前日までに来所しないと、支給されない期間がさらに長引くとされています。
認定日に行けない可能性が分かったら、予定日より前に担当窓口へ連絡し、「理由が変更対象になるか」「必要な証明書類」「いつまでにどこへ行くか」を確認してください。窓口の説明を受けるまで、予定表の認定日を自分で消さないようにしましょう。
求職活動の記録も引き継いで整理する
転居手続きとは別に、認定対象期間の求職活動や就労の申告が必要です。応募した日、職業相談、セミナー等の記録、失業認定申告書をまとめて持参し、必要な実績の扱いを確認します。
引っ越しと同時にアルバイトや就職が始まる場合は、住所変更だけを伝えて終わらせず、働く日・時間・収入や就職日も分けて伝えてください。認定する窓口が変わる場合でも、対象期間の出来事を説明できるよう記録を残します。
連絡するときの確認メモ
「基本手当を受給中で、○月○日に○○へ転居予定です。次の認定日は○月○日です。住所変更と管轄変更は、いつ、どちらの窓口で行いますか。次の認定の行き先と持ち物も教えてください」と伝えると、必要な確認をまとめやすくなります。
手続き後は、受給資格者証等に記載された内容、次回認定日、担当窓口をその場で確認しましょう。名前や振込口座も同時に変わる場合は、別の変更手続きがあるか尋ねてください。


