年金生活者支援給付金の「支給金額変更通知書」は、給付金がなくなる通知ではありません。前年所得などによる継続認定や、年度ごとの給付基準額の改定によって、支給額が変わる人に送られる書類です。
通知が届いたら、まず「いつの支払いから」「月額がいくらに」「なぜ変わった可能性があるか」の3点を確認してください。
支給額が変わる主な理由は2つ
| 理由 | 何が変わるか | 確認する資料 |
|---|---|---|
| 年度改定 | 物価などに応じて給付基準額が変わる | 4月分からの支給額に関する通知 |
| 継続認定 | 前年の年金収入・その他所得・世帯の課税状況などで判定される | 支給金額変更通知書、不該当通知書 |
2026年度(令和8年度)の給付基準額は月額5,620円です。2025年度の5,450円から3.2%引き上げられました。ただし、老齢年金生活者支援給付金の実際の金額は、国民年金保険料の納付済期間や免除期間によって人ごとに異なります。
継続認定の変更は10月分から反映される
日本年金機構は毎年、市区町村から受給者本人と世帯員の前年所得情報を受け取り、支給要件を満たすか確認します。この継続認定の結果は、毎年10月分から翌年9月分まで反映されます。
直近の公表例では、2025年度の支給金額変更通知書は2025年12月5日に発送され、同年12月支払い(10月分・11月分)から変更後の額が支払われました。2026年度の継続認定に関する具体的な発送日は、2026年8月3日時点では日本年金機構から公表されていません。
通知書が届いたら確認する4項目
- 給付金の種類が「老齢」「障害」「遺族」のどれか
- 変更前と変更後の月額
- 変更後の金額が適用される年月
- 納付済期間・免除期間や所得判定に心当たりがあるか
老齢年金生活者支援給付金では、前年の年金収入とその他所得の合計が基準付近にあると、補足的老齢年金生活者支援給付金となり、所得に応じて金額が段階的に変わることがあります。
金額に疑問があるとき
手元に通知書、年金証書、本人確認書類を用意し、年金事務所または給付金専用ダイヤルに確認します。通知書を紛失・破損した場合は、年金事務所への郵送申請または給付金専用ダイヤル(0570-05-4092)で再発行を依頼できます。
所得の修正申告や世帯構成の変更が反映されていない可能性がある場合は、市区町村の税担当窓口で所得・課税情報を確認したうえで、年金事務所に相談してください。


