会計ソフト、受発注システム、在庫管理、決済、セキュリティ対策などのIT導入を考えているなら、デジタル化・AI導入補助金2026を確認できます。
ただし、補助金の対象になるITツールは、事務局に登録されたものに限られます。個人事業主や法人が自分で好きなソフトを購入すれば、後から補助される制度ではありません。
この記事では、対象者、補助額、対象経費、申請の流れ、今後の締切を整理します。
まず結論
- 日本国内で事業を行う中小企業・小規模事業者等が対象になり得ます。個人事業主も、業種・規模などの要件を満たすか確認が必要です。
- 通常枠は、ITツールが対応する業務プロセス数により、補助額の区分が分かれます。
- 通常枠ではソフトウェア購入費、クラウド利用料、導入関連費などが対象になります。
- 申請では、登録されたIT導入支援事業者と連携します。GビズIDの準備も必要です。
- 2026年8月2日時点で、通常枠などの次回締切は8月25日17時です。その後も9月29日、10月30日の締切が公表されています。
デジタル化・AI導入補助金2026とは
業務効率化やDX、AI活用に向けたITツールの導入を支援し、労働生産性の向上につなげる制度です。
対象になるITツールは、事務局の審査を受けて登録され、補助金の公式サイトで公開されています。クラウドサービスの利用料や、導入・活用のサポート費用が対象に含まれる場合もあります。
個人事業主・法人は対象になるか
対象者は、業種ごとの資本金や従業員数などの基準を満たす中小企業・小規模事業者等です。飲食、宿泊、卸売、小売、運輸、医療、介護、保育、製造、建設など、幅広い業種が対象区分に含まれます。
個人事業主は、屋号だけで判断せず、業種、常時使用する従業員数、導入するITツール、事業の実施場所などを確認します。法人も、会社規模の基準を超えていないかを確認する必要があります。
次のようなケースは、申請前に公式情報で確認が必要です。
- 導入したいソフトが登録ITツールに含まれていない
- 汎用的なツールだけを導入しようとしている
- すでに購入・契約を始めている
- IT導入支援事業者と連携せずに申請しようとしている
- 業種や従業員数が対象区分に当てはまらない
通常枠の補助額
通常枠では、業務プロセスの要件により補助額が分かれます。
| 導入するITツールの要件 | 補助額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 1プロセス以上 | 5万円以上150万円未満 | 1/2以内。一定の賃金要件を満たす場合は2/3以内となることがあります |
| 4プロセス以上 | 150万円以上450万円以下 | 1/2以内。一定の賃金要件を満たす場合は2/3以内となることがあります |
汎用的な機能だけのソフトウェアではなく、業務プロセスを持つソフトウェアを申請する必要があります。会計、販売支援、決済、在庫、物流、人事・給与など、自社の課題と導入ツールの機能を対応させて計画を作ります。
インボイス枠も確認する
インボイス対応類型では、会計・受発注・決済の機能を持つソフトウェアと、PC・タブレット、レジ・券売機などが対象になる場合があります。
ソフトウェアの補助額は、50万円以下の部分が3/4以内、小規模事業者は4/5以内、50万円超から350万円以下の部分は2/3以内です。PC・タブレット等は10万円以下、レジ・券売機等は20万円以下とされています。
ただし、ソフトウェアの機能要件やハードウェアの扱いは枠ごとに異なります。導入したい機器だけを先に買わず、対象となるソフトウェアとの組み合わせを確認してください。
何が補助対象になるか
通常枠で確認しやすい対象経費は、次のとおりです。
- ソフトウェア購入費
- クラウド利用料、最大2年分
- 導入コンサルティング・活用コンサルティング
- 導入設定、マニュアル作成、導入研修
- 保守サポート
対象経費に見えても、登録ITツールでない場合や、申請枠の要件を満たさない場合は対象になりません。
2026年の申請期限
2026年8月2日時点で、公式に公表されている主な日程は次のとおりです。
| 区分 | 申請締切 | 交付決定予定 |
|---|---|---|
| 通常枠など 第4次 | 2026年8月25日17時 | 2026年10月7日 |
| 通常枠など 第5次 | 2026年9月29日 | 2026年11月9日 |
| 通常枠など 第6次 | 2026年10月30日 | 2026年12月10日 |
締切時刻を過ぎると申請できません。今後の日程は変更・追加される可能性があるため、申請前に公式スケジュールを確認します。
申請の流れ
- 自社の業務上の課題を整理する
- 登録ITツールとIT導入支援事業者を探す
- GビズIDなど、申請に必要な準備を行う
- IT導入支援事業者と申請内容を作る
- 申請マイページから申請する
- 交付決定後に、計画に沿って導入する
- 実績報告や効果報告を行う
交付決定前の購入・契約が補助対象になるかは、申請枠と公募要領で必ず確認してください。補助金は、導入費用を先に全額立て替える場面もあるため、資金繰りも申請前に考えます。
相談先
申請内容は、まず登録IT導入支援事業者に確認します。制度全体や締切は、デジタル化・AI導入補助金2026の公式サイトと事務局に確認してください。
公式情報
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※この記事は2026年8月2日時点で確認した情報をもとにした記事です。公募要領や公式スケジュールが更新された場合は、日付・補助額・対象経費を更新します。


