高齢者・障害のある方とご家族へ
保険証が手元にない、薬が切れそう、福祉用具が壊れた、介護サービスを受けられない場合は、自己判断で我慢せず相談してください。
8月1日更新:証明書がなくても受診・サービス利用を相談できます
- マイナ保険証・資格確認書を持ち出せなくても、医療保険で受診可能
- 介護保険の被保険者証がなくても、介護サービスを利用できる取扱い
- 障害福祉サービスの受給者証を紛失しても、提示なしで利用できる取扱い
- 難病・小児慢性特定疾病などの公費負担医療は、受給者証がなくても受診でき、緊急時は指定外医療機関でも受診可能
健康保険・国保・後期高齢者医療の保険料や窓口負担、介護・障害福祉サービスの利用者負担は、被害状況などにより減免・猶予の対象になる場合があります。自動適用とは限らないため、加入先または市町村へ確認してください。
保険証や介護保険証が手元にない場合
熊本県は7月29日、令和8年熊本地震で被災した要介護高齢者等への柔軟な対応と、被保険者証の提示に関する国の事務連絡を公開しました。
避難時に保険証を持ち出せなかった場合でも、氏名、生年月日、住所などを医療機関や介護事業所へ伝え、受診・利用について相談してください。
診療できる医療機関を確認する
熊本市は7月30日、診療可能な医療機関の一覧を公開しています。持病の薬が切れそうな方、透析や定期的な治療が必要な方は、受診前に電話で診療状況を確認してください。
壊れた福祉用具を再給付
障害者手帳を持ち、以前熊本市から給付を受けた福祉用具が地震で使えなくなった方は、再給付を受けられる場合があります。
対象例は、介護用ベッド、車いす、補装具、日常生活用具などです。
用意するもの
- 身体障害者手帳
- 破損状況が分かる写真
- そのほか窓口から案内された書類
障がい福祉課:096-361-2519
予防接種を受けられなかった方
地震のため定期予防接種を対象期間内に受けられなかった熊本市民は、公費で受けられる期間が延長されます。
- 原則:2026年7月29日から2年間
- 高齢者肺炎球菌・帯状疱疹:1年間
り災証明書の写しを準備し、感染症予防課 096-364-3189へ連絡してください。
介護サービスを止めないために
- 避難先が変わったらケアマネジャーへ連絡
- 薬・介護用品の残りを確認
- 訪問介護やデイサービスの休止状況を確認
- 家族だけで介護できない場合は早めに相談
普段の事業所につながらない場合は、熊本県高齢者支援課 096-333-2215へ相談してください。
避難生活で注意したいこと
- 水分を控えすぎない
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 薬の名前と服用回数をメモする
- 補聴器・入れ歯・眼鏡を置き忘れない
- 認知症の方の変化を支援者へ伝える
カネさんからひとこと
高齢者は「周りに迷惑をかけたくない」と我慢してしまうことがあります。保険証がない、薬が少ない、介護が必要という情報は、遠慮せず早めに伝えてください。


